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賢者の愛の原作の結末やネタバレは?ドラマのキャストもチェック!

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8月20日よりWOWOWプライムにて、中山美穂さん主演で、山田詠美さん原作『賢者の愛』がドラマ化され放送されることになり話題になっていますね!そこで気になる原作の結末やネタバレ、ドラマのキャスト等を調べてちょっとまとめてみました!

 

 

『賢者の愛』のあらすじは?

 

『賢者の愛』は、
1987年
『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』
で第97回直木賞を受賞した
恋愛小説の名手と言われる
山田詠美さんの小説で、

 

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中山美穂さん演じる主人公の
真由美の初恋の人と、
親友の間に生まれた息子を利用し、
20年の歳月をかけて自分好みの男に調教し、
復讐していくと言うストーリーです。

 

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ドラマのキャストは?

 

主人公真由子役の中山美穂さん

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真由子の親友になった
朝倉百合役に高岡早紀さん

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初恋の相手だった
澤村諒一役に田辺誠一さん

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百合と諒一の息子
直巳役に竜星涼さん

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 真由子の父親役に榎木孝明さん

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と言う、素敵な女優、俳優の方々
がキャストとなっています♪

結末やネタバレは?

 

さて、何より気になるこのお話の
内容や結末!!

 

ドラマ放送まで知りたくないって方は、
ここから先はネタバレになるので
注意されてくださいね♪

 

主人公の高中真由子は、
有能な編集者の父と、
医師の母と、
離れに間借りしている
小説家志望の青年の諒一と一緒に
裕福に幸せに暮らしていました。

 

 

しかし小学生のとき、
隣家に引っ越してきた
2つ年下の百合と言う女性
との出会いによりその人生は狂いだします。

 

ドラマでは高岡早紀さんが
演じる役ですね!

 

初めは年も近く二人は親友になりますが、

 

百合は成り上がりの荒んだ家庭に育ち、
真由子に憧れ、嫉妬し、
いつしか幸せを横取りしようとする
切っても切れない複雑な関係性となります。
百合は真由子の父親と関係を持ち
その事が自責の念となり、
真由子の父親は真由子が中学3年生の時に
自ら命を絶ちます。

 

また真由子が21歳の時には、
幼い頃から好きだった初恋の相手
作家・澤村諒一と百合が関係を持ち
なんと子どもを妊娠し結婚してしまいます。

 

親友に父と初恋の相手を奪われ、
愛と友情が深い憎しみに変わり、
真由子は、諒一と百合の息子に
年上の中年男が美少女ナオミを
自分好みの女に仕立ていく
と言う谷崎潤一郎さんの
『痴人の愛』と言う小説から

 

ナオミから「直巳」と言う名前を
(諒一と百合にはそのことは内緒で)提案し
22歳年下の彼を徹底的に調教することで
復讐していくことを心に誓います。

 

そして!!

 

衝撃の結末は真由子と百合は
ある日事故にあい、
百合は亡くなってしまいます。

 

そんな事があったにも関わらす
百合の夫はすぐに再婚。

 

また真由子は命は助かったもののの、
下半身不随になってしまいます。

 

しかし、真由子の側には直巳がいて・・・
直巳は真由子の思い通りに操られて大人になり、
「痴人」のものではなく
「賢者」のものになっていくのでした。

 

最後は主従関係が逆転したかの様な
すこし不気味な終わり方でもあります。

 

 

作者の山田詠美さんは
ありきたりの言葉では語れない部分
で結びついている人間と人間は、
なぜそれほど惹かれ合うのか?
ということを、
言葉を尽くして表してみたたそうです!

 

昔から、男同士でも女同士でも、
恋愛とは似ているようで違う、
離れがたい縁みたいなもの
目を留めてきていて、

 

「人を憎むことと愛することは裏腹だ」
と思って書くことが多かったそうですが、
今回はあえてそこを前面に出して、
“やっぱりこの人たち変じゃない?”って、
愛と憎しみが交差するのを時に
エピソードを積み重ねるように
時に布を織るかのようにして書いたそうです!

 

「離れがたい縁」と言う言葉に
このストーリーとは違うけど
自身にもそういったものがあるな~と
考えさせられ、
その一言が凄く胸に響きました!

 

愛を求めながら失いながら生きてきて
流されて行き着いた先がこうなり、
結局正解はわからないけど、
運命に翻弄されて人の人生が進んでいってしまう、
そのどうにもならなさが描かれていて、
とても共感できる部分も実はある
作品ではないかと思います!

ドラマは小説と少し展開が違うかも
しれませんが放送が楽しみです!