2018年9月15日に日本が誇る名女優樹木希林さんの死去が報じられとても悲しい気持ちになりましたね。
人間性、ナチュラルな演技、生き方、全てがユーモアで温かくてとても大好きな女優さんでした。
そんな樹木希林さんが、最後の魂をかけて携わった映画『エリカ38』がどの様な作品か気になりますね!
どうやら実話を元にした映画の様で、詳しい内容を調べてみました!
実話やモデルが衝撃!
この作品は、2017年4月に出資法違反で国際手配後、タイで逮捕された“つなぎ融資の女王”こと山辺節子受刑者を題材にした映画だそうで、
この画像を見て「ああ~!あの!!」と思った方も多いとおもいます!
山辺節子受刑者は、イベントなどで知り合った男性や女性などと飲食を共にし交流を深め近づき『元本保証でその上、10ヶ月で約2倍』を口説き文句に、一般投資家約50人に約7億円の詐欺を働き、投資詐欺で得たお金を元手にタイに逃亡しますが、その後、出資法違反で国際手配され、タイ東部で入国管理法違反の疑い、出資法違で逮捕されました。
しかも驚いたことに、出資させたお金はタイ人の交際相手の為の家の購入資金にあて、家の経費として2万バーツ(約6万円)~3万バーツ(約9万円)を渡し同棲生活していたそうです!
逮捕当時62歳だったにもかかわらず“38歳”と偽り、聖子ちゃんカット風ヘアスタイルにカチューシャをし、両肩が丸見えの白いブラウスにショーパンをはいて、『私はエリ子38歳』が通称で、おまけに豊胸手術も含め、およそ800万円を整形手術もしており、かなり衝撃的でお茶の間の話題になりました!

映画『エリカ38』はそんな彼女をモデルであること、そして樹木希林さんの最後の作品と言うことで、かなり注目されています。
映画が出来たきっかけは?

この映画はは樹木希林さんの長いキャリアで初めて企画を手掛けた映画で2019年に公開予定となっています。
樹木希林は浅田美代子さんがデビューしたドラマ「時間ですよ」の時から40年以上の付き合いだそうで、テレビ番組「ぴったんこカンカン」で浅田美代子さんと共演した際に「(浅田さんの)代表作がないね」と話していた所、山辺容疑者の詐欺事件を提案し、樹木希林さん自身が映画プロデューサーの奥山和由氏に企画を持って行った所、映画化が実現したんだそうです。
映画のネタバレやあらすじをチェック
実話になかなか忠実で、浅田美代子さんが主演で、62歳の女が38歳と偽って金を集め、出資法違反で逮捕されるまでの人生が描かれています。
樹木希林さんは、浅田美代子さんの母親役で出演するそうで、実の親子の様な二人のやり取りを見れるのが楽しみたですね!

まだ詳しい詳細は発表されていませんが、最初の夫との間に1男1女をもうけ、30歳の頃まで専業主婦をしていましたが、男癖が悪く離婚。
それを機に、昔から男心を掴むことを得意としていた事を巧みに生かし、そこから詐欺人生が始まります。
浅田美代子さん演じる(おそらくエリカ)の生い立ちや、心の闇の部分、なぜ事件を犯すことになったのか、実生活や夫、子供、逮捕に至るまでの逃亡生活等が描かれる様で、平凡だった一人の女性の変わり果てた人生が描かれたこの作品はとても奥が深そうですね!
公開が楽しみです!