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まんぷくはてるてる家族のスピンオフ?福子と秋子は同一人物か調査

 

2018年朝の連続テレビ小説『まんぷく』が始まり、その内容が2003年に放送された朝の連続テレビ小説『てるてる家族』の3女の秋子(上野樹里さん)と千吉博士(中村梅雀さん)のエピソードと一緒だと話題になっていますね!そこで気になるこの2つの朝の連続テレビ小説の関連性を調べてみました!

『てるてる家族』について

この作品は2003年後期から放送された第69作目の朝の連続テレビ小説で、戦後昭和(1940年代~)の大阪府池田市サカエ町商店街を舞台に、作家・作詞家のなかにし礼さんの小説『てるてる坊主の照子さん』を原作にしており、なかにしさんの妻・石田由利子(芸名:石田ゆり)とその家族をモデルにした小説だそうです。
ドラマでは、岩田春男(岸谷五朗さん)と照子(浅野ゆう子さん)の間に生まれた


長女・春子(紺野まひるさん)
2女・夏子(上原多香子さん
3女・秋子(上野樹里さん)
4女・冬子(石原さとみさん)

と言う豪華4姉妹が夢を追い求める姿を連続テレビ小説史上初のミュージカル形式でとコメディータッチな作りでドラマで繰り広げるという作風で、大きな話題を呼びました。

この物語で
長女・春子はフィギアスケートの才能を開花させたグルノーブルオリンピック代表の石田治子さんをモデルにされており、
2女・夏子は類希なる美貌と華やかさを持ち、フィギュアスケート選手を経て芸能界にデビューしたいしだあゆみ(本名:石田良子)さんをモデルにしています。
また3女・秋子は、成績優秀で品行方正ですが、珍奇な発明を好み即席ラーメン開発にいそしむ安西千吉の家に転がり込みカップラーメンの研究をします。
この安西千吉と『まんぷく』の萬平のモデルが日清食品創業者の安藤百福さんです!
ちなみに4女・冬子は宝塚音楽学校に進学するも、後に家業であるパン職人になると言う原作著者のなかにし礼さんの妻である石田ゆりさんがモデルです。

明るくにぎやかな団らんの風景が生き生きと描かれた物語は、その9割が実話だといい、
『当時無名の安藤百福氏がインスタントラーメンの研究に自宅の庭に研究室と言う小屋を建てて研究開発しておられました。そこに、石田家の姉妹の一人が安藤氏と知り合い、一緒に遊び半分で開発をしたのです。
そして大人の発想では考えられない発想を子供の一言で現在の「チキンラーメン」が完成しました。』
と言う記事があり、秋子は(原作モデルの三女の美恵子さん)はその後普通の主婦になられたそうなので、安藤百福さんと関わりはあったものの、結婚はされていない様です。

『まんぷく』について

この作品も同じく1940年代からの物語で

長女・咲(内田有紀さん)
2女・克子(松下奈緒さん)
3女・福子(安藤サクラさん)

が登場し、3女福子が初めて就職した大阪東洋ホテルで電話交換手の仕事をして、電話越しに初めて萬平と出会い、後に結婚し事業で成功や失敗を繰り返す萬平を支え、後に即席麺のインスタントラーメンを開発し、大事業を成功させる安藤百福さんとその妻・安藤仁子さんがモデルと言うお話です!!

まとめ

昔『てるてる家族』を見ていた方は、『まんぷく』は秋子のスピンオフドラマではないか?!と思った方も多い様ですが、
秋子は石田家の実在する3女石田美恵子さんがモデルで、福子は安藤百福さんの本当の妻・安藤仁子さんがモデルなので、二つのストーリーは似ていますが実はちょっと違っています。

『てるてる家族』の秋子はインスタントラーメンを開発しモデルとなった安藤百福さんの研究に関わった石田美恵子さんと言う女性のエピソードで、
『まんぷく』は、安藤百福さんと結婚した妻・仁子さんとのエピソードです。

違いが分かってスッキリしましたね♪
これからの『まんぷく』の放送も楽しみです!!