ドラマ『まんぷく』で、主人公・福子と同じ大阪東洋ホテルの調理室係の”のろさん”こと野呂幸吉さん。
彼は毎回当時では珍しい缶詰を福子に渡しては去っていくのですが、その野呂さんの缶詰のデザインが可愛くて”今日の野呂缶”とキーワードに上がるくらい人気になっていて毎回とても気になるし、楽しみですね♪
またこの野呂さんを演じる藤山扇治郎さんについても気になるし、実在モデルもいたことにびっくりしたので、今回は野呂さんについてまとめてみました。
野呂さんの実在モデルは?
主人公・福子の実在モデルは、安藤百福さんの妻・安藤仁子さんで、仁子さんは戦前京都の都ホテルの電話交換手として働いており、何人かの男性に好意を持たれていたそうです!
その中で、ホテルの機械室で働いていた男性が好意を持っていた仁子に、購買部で買った缶詰を渡していたそうなんです。
しかし、仁子さんはその行為に全く気付いておらず、その缶詰をいつも母親に食べさせていたんだとか。
このエピソードを元に、ドラマでは料理人と言う設定の野呂さんが、好意のある福子に缶詰を渡していますがが、母親・鈴がいつも楽しみに食べていますねwこの辺も実際のエピソードに忠実です。
そして恋も実らないと言うとこも実際のエピソードと同じで切ない結末ですが、この当時ではかなり斬新で画期的だった缶詰が、後のインスタントラーメン開発に大きなヒントや影響を与えていくので、野呂さんの存在はドラマでは欠かせないのです!!
野呂さん役は誰?
そんな野呂さんを演じているのは、祖父は松竹新喜劇の看板役者の藤山寛美さんで、伯母は女優藤山直美さん。
父は小唄、白扇派の家元・白扇夕樹夫さんで、母は松竹新喜劇の看板役者で喜劇王と称された藤山寛美の五女と言う超芸能一家の息子さんなんだそうです。
知る人ぞ知る超サラブレッドです!

名前:藤山扇治郎(ふじやま・せんじろう)
本名:酒井扇治郎
生年月日:1987年1月21日
出身地:京都府
身長:163cm
血液型:A型
事務所:青年座映画放送
大学時代に見た伯母、直美さんの舞台で上方喜劇に魅せられたことをきっかけに松竹新喜劇入りを決意し、大学を卒業し、2009年あたりから本格的に俳優デビューをされ、2012年に現在所属している青年座映画放送に入りました。
『鬼平犯科帳 』『水戸黄門』や『カラマーゾフの兄弟』等有名ドラマにも出演されており、
2017年5月公開、『家族はつらいよ2』で映画初出演され、2018年の朝の連続テレビ小説『まんぷく』でかなり注目されています!!
今後の活躍がとても楽しみですね!
野呂缶が話題!!
最後になりましたが、ドラマ『まんぷく』の2話で、福子にツナ缶を渡し、コンビーフ⇒そして3年後も変わらず濃縮トマトスープを福子に渡している野呂さんがツボだ~!!とTwitter等を中心に話題でに賑わっています♪
そして野呂さんが持ってくるパッケージのデザインが可愛いとも話題にになっています!!
確かにシンプルお洒落でカルディーとかに売ってそうな素敵なデザインですね♪
萬平と付き合うことになって、もう野呂さんの缶詰が見られなくなるのか?!と心配の声が上がっていますが、今後もまだ野呂缶が登場するのでは?!と期待したいところですね!!
野呂缶まとめ
2話・ツナ缶
3話・コンビーフ缶
5話・トマトスープ缶
10話・ビーフシチュー缶
11話・さくらんぼ缶